初めてのペルシア料理体験with MBA同期生
ロンドンの街を歩いていると、意外とよく見かけるペルシア料理レストラン。
ずっと前から存在は知っていたものの、正直なところ、私たち夫婦にとってはあまりに馴染みがなく、「気になるけれど、どんな料理なのか想像がつかないね」と、結局一度も入らないまま時間が過ぎていました。
そんな中、ふと思ったのです
ならば、イラン人に聞けばよいのでは。
MBAの同期にイラン出身の友人がいて、ロンドンで就職活動を頑張っている彼に、「おすすめのペルシア料理のお店ってある?」と聞いてみたところ、「じゃあ今度一緒に行こう。いいお店があるよ」と、あっさり連れて行ってくれることになりました。
こうして、私たち夫婦にとっては初めてのペルシア料理体験が実現しました。

本場のペルシア料理を期待だね!

すごく辛かったりして。。。ドキドキ
想像とまったく違った、やさしくて奥深い味
やってきましたペルシア料理。


なんとこちらのレストラン、Googleレビューが脅威の4.9/5.0!!
さすがはペルシア料理。
開いたメニューは何が書いてあるか全く理解できません。小さな文字で書かれている各料理の説明を読んでみるも、いまいちピンとこないため、ここは全面的に友人に頼ることにしました。

ねぇねぇ。オススメで全部お任せしたいよ。

おうええぞ。任せたまえ。うさこはラム苦手だよね?
ペルシア語で彼が注文する姿を私たち夫婦がぼんやりと眺めてから数分。
テーブルに注文したお料理が運ばれてきました。

まず感じたのは色の美しさです。
黄金色と白のコントラストがきれいなイラン米(MBA友いわくイランから輸入しているらしい)、艶のあるグリル野菜、そして香ばしく焼かれたラムケバブ。

私は食べないつもりでしたが、旦那氏があまりに絶賛するので一切れ食べてみたところ、完全にイメージが覆されました。ラムと聞くと、どうしても少し癖がある印象があり苦手意識を持っていましたが、このケバブは臭みがまったくなく、外は香ばしく、中はとてもジューシーでした。

言われなければラムだって分からないよね、多分。

食感も味も、仔牛肉みたいだよ。驚き。

ラムはペルシア料理ではメインで使われるお肉だから、美味しくたべられるように上手に臭みを消すように調理してあるよ。
次にいただいたのは、ほろほろになるまで煮込まれたチキンのカレー。
インド料理のような強い辛さはなく、スパイスはしっかり効いているけれど、全体としてとてもマイルドでした。どこか家庭的で、安心感のあるお味。そしてこのご飯にはバターをかけていただくのですが、これでまた一段と旨みが増して食欲が増進されます。

さらに、ラム肉を使ったシチューのようなメイン料理を、ふっくらと炊き上がったイラン米と一緒に食べると、これもまた大変美味しいのです。サフランの香りがふわっと立ち上がるご飯と、コクのあるシチューソースがよく合います。

どのお料理も辛さはほとんどなく、スパイスは刺激というより「香り」と「旨み」して存在していて、初めてでもとても食べやすい料理だと感じました。
正直「なぜ今まで食べなかったのだろう…」と本気で後悔するレベルの美味しさでした。

デザートに食べたアイスクリームはねっとり濃厚。周りは食用のバラでコーティングされていて、香りも大変お上品。

勝手な思い込みほど、もったいないものはない
ロンドンには世界中の料理が集まっています。
それなのに、自分の中の「よく知らないから」という理由だけで、無意識のうちに選択肢から外してしまっていたことに、少し反省しました。
実際に食べてみると、ペルシア料理はとても味わいが優しく、全体的に、和食を食べる日本人が好みそうな味だなと感じました。
やはり、想像するだけでは、正しい理解にはならならないので、何事もできる範囲で実際に試してみることが大切なのだなと、お腹も心も満たされながら、そんなことを思った夜でした。
この日は、美味しいご飯を囲みながら、近況を話したり、就職活動の話をしたり、いつものMBA同期らしい時間を過ごしました。
MBAに来なければ、出会えなかった味と時間
もしMBAに来ていなければ、イラン出身の友人と一緒にご飯を食べ、彼のおすすめでペルシア料理を知る、という体験はきっとなかったと思います。

うさこがMBAで大事な友人と出会ったから、僕も本場のペルシア料理を体験することができたよ。感謝!
MBAは勉強の場であると同時に、自分にとって「真新しい文化」と自然に出会える場所でもあります。
教科書の中ではなく、日常の食卓の中で、世界の広さを知る。
それもまた、MBAに来たからこそ得られた、大きな学びだと思います。
そしてこの夜は、私たち夫婦にとってもう一つ、忘れられない気づきを残しました。
それは、次の記事で。
