フランス・パリへのど短期留学?
2025年8月末、(私の中で)MBAという1章が完結しました。
気持ちとしては達成感と寂しさが入り混じったものがあり、この絶妙にそわそわした感覚をなんとかしたいという思いがあり、思い立ちました。
そうだ。パリに行こうと。

この決断から数日でパリ行を決め、9月頭から2週間、単身でパリ滞在を決めたよ。

思い切りって大事だよねぇ笑
なぜパリ?
実は私、MBA在学中から、キャリアの幅を広げるためにフランス語を学び始めていました。
Imperial College Londonでは敷地内でLanguage Programの提供があり、希望者は週一授業後に受講(有料)することができます。フランス語だけでなく、ドイツ語、スペイン語、中国語、ロシア語、日本語…など複数のプログラムがあり、Imperial関係者だと少しだけお得に受講できます笑

私がここで3ヶ月間フランス語超初級(めざせA1)を受講していましたが、週1クラスということもあり、どうにもスローペースでした。

しかも途中からMBA授業やらプライベートやらが忙しくなり、プログラムの半分は不参加という不良学生っぷりを発揮してしまい…
語学こそ間が空くとどんどん忘れる傾向がある私なので、これは基礎を短期で詰め込んだ方が良いのではないか…と思い至るわけでして。
まず短期学習をロンドンでできるのかを調べたところ、いくつかの語学学校が週1-2のプログラムを提供していることは分かったのですが、これでは以前と状況が変わりません。
そこで、フランス語の本場、フランスならどうかと調べたところ、なんとよさげな学校が何校もありました。しかも、月~金まで毎日、朝から夕方までみっちり学べるプログラムなんかもあり、しかも料金も意外なことに比較的リーズナブルだと感じました(£マジック)。
という感じで、勢いに任せて2週間フランス語プログラムと滞在できるエアビーを手配し、9月の秋晴れの中、意気揚々とEurostarに乗り込んだのでした。


選んだのは LSI Paris
今回私がお世話になったのは LSI(Language Studies International)という語学学校です。

世界中に校舎を持つ語学学校で、パリはそのひとつとなっています。同じ学校のロンドン校舎もあるのですが、こちらは英語のみを教えているようです。
立地
なんとパリ第2区に校舎があり、パリ市庁舎が徒歩1分、ポンピドゥーセンターも徒歩1分の場所にあります。あのルーブル美術館へは、少し離れますが、徒歩15−20分の距離にあります。要は、どこに行くにもアクセス抜群で授業後の誘惑がたくさんあります。


授業スタイル
私は 1日6時間、少人数グループの基礎コース(前半4時間+後半2時間)を選択しました。
受講したコースの生徒の年齢の下限が18歳となっていたこともあると思いますが、私のクラスの受講生の年齢は私と同じ30代かそれ以上でした。そのためクラスの雰囲気も落ち着いており、受講生同士も良い距離感で心地よく学べました。

なお、「基礎」と言っても侮れなくて、授業はほぼフランス語のみで進められます(先生が要所だけ英語で補足するスタイル)。毎週月曜の朝イチでミニテストがあり、実力を常にチェックできます。
先生と受講生の距離が近くて、拙いフランス語で皆が一生懸命話すような授業です。

文法も発音も、その場で突っ込まれるので逃げられません笑
課外アクティビティ
曜日によっては 学校主催の課外アクティビティありました。
私はタイミングを外してしまいましたが、ノートルダム大聖堂まで足を伸ばすツアーやパリ市歴史博物館へ行く回もありました。

受講中の滞在先
なお、語学中学中の滞在先問題ですが、そこは流石はフランスにある語学学校です。希望すれば学校側でフランス人のご家庭でホームステイできるオプションがあります。詳細の値段は覚えていませんが、私が2週間のエアビーを手配するのと金額的にはそれほど変わらなたったと思います。

上記を勘案し、LSI Parisは留学初心者でも安心してスタートできる環境だと感じました。

気になる2週間の成果は?
正直、想像以上でした。
「聞く・読む・書く・話す」の4つが「ちょっとできるようになった」と言えるレベルに到達したと思います
流石にこの2週間だけでは文法は現在形のみだし、単語も非常に限られていますし、「聞く」も非常にイマイチです笑
それでもこの2週間で、分かることが明確に増えたことは嬉しかったです。
語学は環境の影響が大きいとよく言われます、まさにその通りだと思いました。学校で習ったフレーズを、パン屋や本屋での買い物という実践の場で使うことができます。


人によっては、私がわかるまで何度もフランス語で丁寧に説明してくれたり、辛抱強く私の言いたいことに耳を貸してくれました笑

ありがたや。
学びの密度、生活の中にフランス語が溶け込む感覚、、、これらを側面からみて、この短期留学は私にとって大きな収穫でした。
そして私はこの2週間、フランス語の勉強のみをしていたわけではありません。ちゃんと観光もしたし、美味しいバゲットサンドも10本以上食べました。勉強以外の側面についても、この後ご紹介します笑

